不眠症とゆるい禁酒禁煙していくブログ

眠れないので煙草は2箱、酒は毎日呑む生活からの脱却をゆるく図る

禁酒から1週間|とにかく眠れない、眠りが浅くて起きてしまう

昨日で禁酒してから1週間だった。

寝酒代わりにお酒を飲む生活が続いていたが、お酒を飲んでも3時間程度で目が覚めるようになってしまい始めた僕は、これは危ないと思い禁酒を始めた。

しかし、この1週間は本当に眠れなかった。眠る時間はあるのに体が眠ってくれないのだ。

時間が無くて眠れないのも辛いが、時間があって眠れないのも辛い。

起きている時間は眠りが浅く、短いので、寝不足感がずっと続く、それでいて布団に入っても体は眠ってくれない。目は覚めて、意識だけ妙にはっきりしているのだ。そんな苦痛な時間を毎日20時間近く抱えていた。

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酒をやめると返って眠れなくなる反跳性不眠(睡眠のリバウンド)

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やっと眠れたと思ったら3時間程度で目が覚める。

時間はたっぷりあるのでついインターネットで時間を潰す。その中でお酒を止めた後、眠れなくなる症状についてお医者さんがこんなことを書いていた。

アルコールの睡眠作用には耐性(効果が次第になくなる)が生じるために、1週間も飲酒を続けると、入眠の早さ、深い睡眠の増加はみられなくなり、睡眠時間は徐々に短縮していきます。
そして飲酒を中断すると、飲酒開始前よりも寝つきは悪くなり、睡眠は浅くなってたびたび目が覚め、さらにレム睡眠が反跳性に増加し、これが悪夢の原因にもなります。

第15回「飲酒をやめると眠れない」 – 医療法人仁祐会 小鳥居諫早病院

飲酒歴20年の僕は今更、飲酒により睡眠の質が急激に悪化したとは思いませんが、やっぱりお酒をやめるとかえって寝つきが悪くなるのかと再確認。

また見慣れない言葉である反跳性について調べてみると、反跳性不眠という言葉があるようです。反跳性というのはリバウンドとも呼ばれるようで、ダイエットしたのに止めたらかえって太った場合など、リバウンドすると言いますが、あれと同じようです。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬を服用することによって、ほぼ満足できる睡眠が得られるようになった段階で、突然服用を中止すると服用前より強い不眠が現れるようになる。これを反跳性不眠といい、一般に作用時間の短い薬剤ほど出現しやすい。

反跳性不眠とは - 睡眠用語 Weblio辞書

僕が以前飲んでいた睡眠導入剤はマイスリー(酒石酸ゾルビデム) なので、こういった症状は出にくい薬品だったようです。しかし、今回はマイスリーもハルシオンやデパスのようなベンゾジアゼピン系睡眠薬は飲んでいません。お酒を止めただけですが、同様に反跳性不眠を起こすのは厄介だなと思います。

眠れないなのでNHKのテキストを頼りにマインドフルネス瞑想をやってみる

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お酒を止めることで眠れないことが発生することはわかったものの、いかんせん辛い。

不眠症、睡眠障害に悩んでいる人はわかると思うのですが、頭も体も疲れているのに、妙に意識だけははっきりしている。

脳というコントロール装置がおかしくなっていて電源が落ちない状況で、ずっと働いている状況。

そうだ、脳が疲れているというかちょっとおかしな動きをしているなら、脳を休ませる、リラックスさせるというマインドフルネス瞑想をやってみようということで、NHKのテキストを取り寄せて実践してみました。

始めは10分程度からということなので、1日10分程度やっているのですが、頭の疲れみたいなものがちょっと安らぐ気はします。しかし、これをやったからと言ってすぐ眠れるということは今はありませんでした。

ただ、まだ始めて4~5日ですし、眠る前にやっていないので、眠る前にやると睡眠の改善に効果があるかもしれませんし、今後も引き続きマインドフルネス瞑想は続けていきます。

マインドフルネス瞑想が、僕の睡眠障害、不眠症に対して心強い見方になってくれるのは間違いないと思っていますので。

お酒を止めて眠れない、眠りが浅いので辛いけど、体は楽

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この禁酒を開始してからの1週間というもの眠れない辛さはあったのですが、体、内臓は楽でした。

何しろお酒を分解するという重労働から体は解放されているので、睡眠時間が短くても案外いけます。なので、内臓はわりとぴんぴんしているのか3食ちゃんとご飯は食べられています。

頭辛いけど、体(内臓)は楽。そんな禁酒生活1週間でした。

そして3~4時間睡眠がずっと続いた昨日、とうとう7時間の睡眠時間をゲットしました。不眠症との根競べも1週間経って、やっと僕が勝ったようです。

結局は眠りたいのに眠れないといっても、いつかは眠るようになるので、そこまで我慢できるかが、鍵になるのかもしれません。

また、気持ちの持ち方として、あまり思いつめないようにして、寝つきや眠りの浅さを無理やり解決しようとかはしませんでした。

「なるようになる」ぐらいの大らかさや、「何なら酒を飲んだって良いのだ」ぐらいの気持ちが不眠症、睡眠障害と付き合っていくのには大事だと思います。

禁酒から1週間のまとめ

お酒を飲まない辛さはなかったのかというと、2度ありました。

初日が一番辛い。僕は禁煙の時も同じでしたが、初日が辛い。そこを乗越えた時に辛かったのが、夜に買出しに出かけた時です。

夜の買出しの時は必ずお酒を買っていたので、買出しという行動と飲酒はセットだったのです。それを何とか振り切ってからは、割りと楽です。

今後は「こういう時にはお酒を飲んだというシチュエーション(イベントの後など)」でお酒を我慢出来るかが鍵でしょう。

ただ、僕は完全禁酒は今のところ考えていませんので、飲むことはあると思いますが、しばらくは禁酒を続けて睡眠の改善に取り組みたいと思います。

できればマインドフルネス瞑想などリラックスする方法や寝つける癖みたいなものを身につけて、お酒とも良い付き合いをし、眠れる生活を送れるようになりたいですが、ゆっくりのんびり取り組んでいきたいと思います。