不眠症とゆるい禁酒禁煙していくブログ

眠れないので煙草は2箱、酒は毎日呑む生活からの脱却をゆるく図る

武田鉄矢の不眠症が1回で改善した睡眠障害(不眠症外来)のカウンセリング

昨日にいたっては本当に調子が悪かった。

土曜日のジョギングで発生した痛みがずっと取れず、その緩和を願って火曜日に1時間程度のウォーキングをしたら、翌日以降はふくらはぎの痛みに悩まされる状態。

また横になると胃酸が逆流する状態だし、寝る時間も2時間程度を複数回繰り返す辛い状態だった。

今日も朝は5時半に眠り、8時半に起きた。3時間ほどしか眠っていない。でも、昨日より体調も気持ちもましだ。

それには昨日見聞きしたことで気持ちが楽になったからだ。

武田鉄矢の不眠症

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昨日の午前中は眠たいのに眠れない辛さでどうしていいかわからなかった。横になっても眠れないし、ふくらはぎも痛む。

そういう時いつもはネットサーフィンをするのだけど、昨日はユーチューブで何か音声でも探すかと思ったときに「武田鉄矢 今朝の3枚おろし」を思い出した。

これは武田鉄矢が読んだ本を紹介するようなラジオ番組で以前にも聞いたことがあった。何か面白いものはないかと思ったときに、眠れずに苦しむぴったりの話が見つかった。

彼も2013年10月に約4週間にわたって不眠症になり、眠れないので睡眠導入剤を飲む。そして、それに対しての罪悪感に悩まされたらしい。彼の奥さんもそんなものを飲んでという感じだったし、とうとう夜が来るのが怖くなってしまったという。

武田鉄矢の不眠症が1回で改善したカウンセリングの中身

最終的に彼は睡眠に関する専門医のカウンセリングを3週間待ちで受けて、1回で治ったという。

その専門医はまず「今のあなたの状態に病の兆候は全くない」ことを武田に伝える。

そして、当面の不安を和らげてから、その他に不安や考えていることを彼に聞いた。

武田は翌年に控えた舞台についてよく考えると言うと、専門医は「苦労は手に届くようになってからしましょう。手に届かない未来のことで今苦労するのは止めましょう。」と言った。

また何度も「1日に合計5時間眠れれば病気じゃない、睡眠障害ですらないんです。」という話をし、

「眠れなければ酔っ払えば良いじゃないですか。リラックスすることが一番大事なんです。お酒を飲んでリラックスするのは大人の社会ではあって良いことなんです。」

と言ったそうだ。

武田は専門医にそういう砕けた話をしてもらって、自分の睡眠障害に対する頑なになっていた思いが一気にほどけたそうで、それで眠れるようになったらしい。

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ただ、今でも眠れなくなるときはたまにある。

でも、それに対して動じなくはなったそうで、「あー今日はなかなか寝付けない日か」と思うような感じで、睡眠障害の時は2時間経っても寝付けなかったのが1時間程度では眠れるようになったらしい。

武田鉄矢が受けた睡眠障害に関するカウンセリングの感想

武田は番組の中でその専門医の名前は明かさなかったが、彼の不眠症が1回のカウンセリングで改善したことからも相当の名医なんだろう。

僕自身はその専門医が「当たり障りのあること」を言っているのが素晴らしいと思う。

例えばテレビでもよく言われるし、ネットでググってもすぐに出てくるのは「お酒を飲むと睡眠の質が悪くなるから、飲んじゃダメ」ということ。

不眠症に関する医療関係のサイトを見ると絶対に書いてある。酒を飲んで眠ってきた僕なんかには罪悪感を抱かせることだし、現実にその影響も感じるし認めよう。

でも、武田をカウンセリングした専門医はそんなことわかった上で、「武田さん、眠れないなら酔っ払えば良いじゃないですか」と言ったんだと思う。

「眠れない。睡眠導入剤を飲んで眠ることには罪悪感を感じるんです。来年の舞台やあれこれ考えるとその考えが巡ってしまって……」という武田の気持ちをほぐすことが、医療的に正しいことを伝えるより大事だと思っての発言だろう。

昨日これを聞いた時は寝付けずに苦しんでいる状態の真っ只中だったのだけど、僕も何となく気持ちが楽になった。間接的に僕もカウンセリングされてしまい、今日もちゃんと眠れていないのだけど、気持ちも体調も随分楽になった。

武田鉄矢の睡眠障害に関する今朝の3枚おろし音声

この武田の睡眠障害の話は実は前振りの話で、そこから自律神経の話に関しての本の話になります。これについては長くなったので次のブログで書きますが、とりあえず該当の音声をご紹介しておきます。