胸が痛い肺がんかも?と思ったら逆流性食道炎だった
僕が禁煙、禁酒、そして睡眠薬による睡眠をとるようになったきっかけは、逆流性食道炎だった。
そもそも話は今年の2月下旬に遡る。
友達と痛飲した後、相変わらずのひどい二日酔いになり、僕は寝床でうんうん唸っていた。通常は二日酔いの名の通り、二日ほどで元に戻るのに治らない。
おかしい。
胸が痛いし、頭も冴えないし、とにかく全般的に体調が悪い。煙草を吸うと胸が痛くなったので、フィルターを付けて煙草を吸うようになった。
1月中旬まで短期アルバイトをしていた僕は、そのおかげでかなり痩せていたのに、1ヶ月もしないうちにお腹は出るわ、顔は膨れるわとデブっていた。恐らく短期間の間に10キロ近く太ったようだ。
急に太るし体調は悪いし、これはさすがに病院にいかないとと思い、近くの内科を受診した。レントゲン、心電図、尿検査をしてもらうも、「若干不整脈の気配はあるけど、そんなに心配するほどじゃない。肺がんもレントゲンで見る限りは心配なさそう。尿も大丈夫。胸が痛いなら食道か胃、もしくは胸骨の神経痛かもしれないね。」という診断だった。
僕は確かに肺と思った部位は食道かもしれないと思い一安心して、胃腸薬と痛み止めを貰って帰った。
全く良くならず胃カメラを飲んで逆流性食道炎が判明
最悪の結果である肺がんは無さそうとの診断もあり、僕は精神的に少し楽になった。
でも、体調の悪さは2~3週間経っても治らなかった。
前回の診察で胃腸が悪い可能性があるということなので、胃カメラの検査をしてもらいに別の病院に行った。
そこで、逆流性食道炎との診断を貰った。それで胸が痛かったのだろうとのこと。
胸の痛みの原因がわかり、やっとこさ胸を撫で下ろして、痛み止めと胃腸薬を貰った。胸の痛みは数日で治まった。ただ、それ以外の体調の悪さ等は残った。
とにかく膨満感というのかおなかの張りが凄くて、薬を飲んでいるだけじゃ、これは治らないと思ったのが禁酒、禁煙にいたった理由である。
とにかく体調が悪くて、本当に命に関わる病などではと怖くなったので、長年の飲酒、喫煙を止めようと思ったのだ。
そして、僕にしては長い逆流性食道炎との闘いが始まった。