レゲエ歌手の三木道三(DOZAN11)も逆流性食道炎だった
「一生一緒にいてくれや、みてくれや才能も全部含めてぇ~」の歌詞で知られる2001年のヒット曲「Lifetime Respect」。この曲でレゲエ界初のオリコンチャート1位に輝いたのが、本日登場のレゲエミュージシャン、三木道三改め「DOZAN11」さん(47)だ。今どうしているのか?
三木道三とは懐かしい名前だ。
僕は彼の曲が好きだったわけではなく、2000年前半ぐらいまではヒット曲は否応なくみんな聞かされて知っているものだったと思う。当時はコンビニバイトをしていたのもあり、何度もこの「一生一緒にいてくれや」のフレーズを聞いたものだ。
そんな彼のニュース記事を見ていると、僕と同じ逆流性食道炎になっていたのを知った。
最初のきっかけはアメリカ留学中の交通事故
しかし、米国留学していたある冬の夜中、砂漠で乗っていた車が横転事故に遭い、ヘリコプターでラスベガスの病院に運ばれた。
「顔の骨に腰骨を移植したよ。医者には『こんな事故だと8割は死んでる』って言われて、……」
帰国後、大阪を拠点に精力的に活動。メジャー3枚目のシングル「Lifetime――」でレゲエ界初の快挙を成し遂げ、絶頂期を迎えた。だが、そんな時期に突然の引退。
「これだけが理由じゃないんやけど、古傷が痛み出して体がもう限界だったんよ。」
その後もケガと病気の連続だった。
自律神経が乱れて体調が悪化。ほとんど寝たきり状態に追い込まれたという。
「逆流性食道炎で2年半、筆談みたいなこともやってた。」
よく交通事故にあった時には、その時は大丈夫でも絶対に病院に行くべき。あとで後遺症が出ることがあるとは聞いていましたが、三木道三の場合は完全にそれですね。
交通事故の激しい衝撃で体がおかしくなってしまったんでしょう。
自律神経が乱れて、逆流性食道炎という流れは僕とも被るのですが、それでも彼のように「2年半逆流性食道炎で筆談生活」というのはキツイ。
恐らく声帯の部分まで胃酸が上がってきて、それで声が出しづらくなったんでしょうね。(というか、プロの記者なんだから、そこは因果関係わかるように書いてという感じ。)
ここまで重篤な逆流性食道炎って珍しいのではと思います。
30代はほぼ闘病生活で40代半ばで復帰
2002年頃に引退して、2014年復帰。今年47歳ということは、32歳ぐらいで引退して闘病生活に入って、44歳ぐらいで復帰ですね。(その間の生活費はどうしていたんでしょうか?と疑問に思いましたが、仮にも大ヒットミュージシャンだし蓄えはあったんでしょう。)
ミュージシャンとしても一個人としても人生の脂の乗る時期に闘病というのはキツかったと思います。それでも、今復帰して頑張りだしているのは良いなと思います。
僕はレゲエジャンルは好きじゃないし、三木道三も別に好きではなかったのですが、何となく今回の件を知ってシンパシーを感じるようになりました。
しかし、逆流性食道炎は心して治療しないとダメですね。甘く見ちゃダメと思ったニュース記事です。